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平田オリザ氏ワークショップ 演劇手法を日本語教育に利用する

 「私は日本語教師ではありませんので、皆さんは楽しんでいってください」  劇作家で、大阪大学コミュニケーションデザインセンター教授の平田オリザ氏は、日本語を学ぶチュラ大の学生およそ35人に向かってこう言った。

6月23日、国際交流基金日本文化センターがチュラロンコン大学で日本語教育のためのワークショップを開催した。その講師を務めた平田氏のバンコクでの活動は06年6月に「東京ノート」を公演して以来5年ぶりになる。

 まず、学生にゲーム形式で声を出す練習をさせる。好きな色や果物、日本の中で行きたいところなど、声を出し合って同じ答えの学生でグループになる。 次はペアで背中合わせに座ってお互いの腕を組み、手を使わずに立ち上がる。「世界中で授業をしているけど、こんなに立てない国は初めて」と平田氏が言うと皆が笑った。学生たちは活発で、笑顔と笑い声、歓声が絶えない。

 さらにゲームをこなして「ウォーミングアップ」を終えると、いよいよ演劇の授業が始まった。日本語学科の学生は、皆の前に出て日本語の台詞を読んで会話する。上手に読むが、自然な会話にはなっていない。そこで平田氏が始めたのは、台詞をじっくりと読ませることではなく、むしろその邪魔をすることだった。

 演者に寝転がって雑誌をめくりながら台詞を読ませたり、歩きながら読ませる。最後は歩きながら台詞を読んでいる演者に、周りから挨拶し、それに挨拶を返させる。台詞を読む暇もないほどだ。こうしてワークショップ前半は終了した。

学生を負荷をかけた方が日本語がナチュラルになる

 ワークショップ後半は、前半はオブザーバーとして見ていた日本語教師やチュラロンコン大学の日本語研究者たちが学生たちと交代して参加した。実は前半は「実験」だったと言える。後半では、前半に行なわれたことの理由が説明され、さらに参加たちも自ら演技をしながら、その日本語教育への効果を体験した。

 平田氏は「リラックスさせた方が日本語をナチュラルに話すようになる。一生懸命に話そうとすることが、かえって不自然になる。それをほぐしてあげることが大切なんです」と話す。

演劇を日本語教育に取り入れるきっかけとなったのは、心理学者の演劇研究だったと言う。心理学者たちは、俳優が長い台詞と演技をどうやって憶えるのかを研究した。すると、台詞を覚えるときに、目を使っていることが明らかになったのです。これらの研究成果が、学んだことを深い記憶に残すため、教育にも応用されつつある。

インタビュー 平田オリザ氏に聞く

──タイでワークショップを開いたきっかけは。   「ワークショップを開くようになったのは、日本ではもう20年近くになる。海外では13年前に始めた。タイでは8年前にチュラロンコン大学の演劇科で開いたことがあるが、日本語学科では初めてだ」

──なぜ、日本語学科なのか。  「日本語教育に携わるようになって10年になる。たまたま縁があって、演劇的手法を日本語教育に役立ててもらうようになった。現在は日本語教育の先生たちが新しいプログラムを作っている」

──演劇と日本語教育の関係は。  「タイの子たちは生真面目でシャイ。だから演劇的手法で体も心もほぐしながら日本語を学ぶのが有効だと思う。歩きながら台詞を言うのは、一つはリラックスするため。日本語を話そうとして一生懸命になっているので、そこからほぐしてあげることが大切。これには科学的な検証がある。また、色々な経験と合わせた方が方が、一生懸命になるより深く印象が残る。例えば星座は、教室で学ぶよりも、キャンプ場でお父さんから教えてもらう方がよく憶えている。刺激を受けながら憶える方がより深く残る」

──今回はロボットと人間が劇を行うアンドロイドのオーディションも兼ねた訪タイになった。アンドロイドを作った経緯は。  「5年前に大阪大学に赴任した時からアンドロイドをやってみたいと思っていた。上演したのは4年前。石黒浩先生もアートとか劇に興味を持っていたので実現した」

──タイでも上演する予定だが、国際的な取り組みは。  「今年から世界各地で展開することになった。まずヨーロッパの4カ国で上演する。台詞は日本で作ったドイツ語とフランス語のもだ。タイでは11月にチュラ大で上演する。東南アジアでは初めてになる。シンガポールからも誘われていたが、チュラ大の演劇学科との関係を重視して、最初にタイで行うことにした。タイではタイ語でやる。現地において、現地語でつくるのは初めてになる。日タイ友好の証として上演する。今回は15分間の短い劇だが、次はより長く、複雑なものを作っていきたい」

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